落語の人情噺「柳田格之進」の映画化。
立川談四楼師匠の名演を何度も聴いているので、より楽しめる。
大家さん役を、立川談慶師匠が演じているが、初めての演技とは思えぬほど違和感なくハマっていてびっくり。
音効、美術、メイク、殺陣、撮影がしっかりしているからそれなりに見えるが、どうも…
台詞、言葉選びにあちこち違和感だらけ。
ホンと演出がどうも…
主役、叫びすぎではないか?
前作が『死刑にいたる病』の監督だから、多くは望めない。
無難に仕上がったというところか。
敵役・斎藤工の演技が、下手なんてもんじゃあない!
せっかくの面白い場面が、台無し。