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碁盤斬りのhi1oakiのレビュー・感想・評価

碁盤斬り(2024年製作の映画)
3.8
碁石の白と黒のように、
・陰と陽
・真と偽
・善と悪
・動と静
真逆に見えるものをそれぞれ内に抱えた演技をやり切った俳優さん達が見事。
特に草彅剛と國村隼は始まりと終わりでは全く印象が違うのに、ちゃんと同一人物として収まる役作り。
とはいえ最終的に物事を白と黒に分ける事はしない。

今、日本で一番映画らしい映画を面白く撮れる監督だと思うのが白石和彌。
初の時代劇映画は原作が古典落語! 原作の人情劇に復讐劇を加えて白石映画らしさを出している。

左門役、奥野瑛太だってわからなかった!マイティ! マゲが似合う!
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