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碁盤斬りのGENOKENのレビュー・感想・評価

碁盤斬り(2024年製作の映画)
3.5
古典落語の題目だけあって、鮮やかな話し運び。囲碁という静かな存在を躍動的な映像にしているのは、初の時代劇に挑んだ白石和彌監督の意気込みが伝わってくる。ただ、主人公をストイックに作り過ぎて堅苦しく、人間としての幅、浪人としての誇りが共感できず。ラストも含め、粋な作品にならなかったのは惜しまれる。
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