碁盤斬りのRoymovieのネタバレレビュー・内容・結末

草彅 剛、國村 隼、小泉 今日子など演者がみんな良いし、脚本も「碁盤斬り」のタイトル回収くらいまでは楽しめたけれど、最後のご都合主義エンドが性に合わなすぎた。

保身のためだけに懇意にしてくれた人にわざわざ江戸のど真ん中で証拠もないのにあらぬ嫌疑をかけて、相談もなく育て親の首も懸けて最終的にはお咎めなし、娘さんを僕にくださいってナメてんのか？

清廉潔白が必ずしも美徳とは限らず、根底には誰かの窮屈があるというメッセージは個人的には好きだった。