ちーくん

碁盤斬りのちーくんのレビュー・感想・評価

碁盤斬り(2024年製作の映画)
3.7
「碁盤」という題名と「囲碁」が話に関わっている時点で、碁打ちを目指していた者としては興味のある作品で観なければいけないとも思っていたので期待していたんですが、自分としてはイマイチだったかなと思いました。「碁」の場面に関しては確かに良いなと思い自分も納得するものがあったんですが、全体的に漂う演劇クサさと予定調和なストーリー、都合の良すぎる展開など、その他の部分で気になるところが個人的に多かったですね。碁の専門的なところで言うと「石の下」であったり「星打ち」が珍しいなどありましたが、石の下は確かに今時代でも珍しいですが星打ちは逆に今時代では主流の打ち方で、当時は「ヒカルの碁」にも出てくる"佐為"のモデルになっている本因坊秀策が小目を多用していることで時代的にもそういう設定になったのかなとも思いました。これ観て久しぶりに碁打ちたくなってきちゃった笑。
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