ストーリーの進み具合や光の扱い方の工夫やロケーションなど、映画として全体的に楽しめた。
特に柳田格之進の誇り高き武士の生き様。
いや、馬鹿がつく正直者なところ、
もしくは、異常なまでの潔癖なところが
草彅の演技により浮き彫りになっていたと感じた。
着物が現代的だったり、建物があまりにもセットだったり、エキストラがいかにもエキストラですという演技をしていたり、江戸の人達の足が綺麗過ぎたり…。と気になる点が多くあったが、時代劇は好きで無くなって欲しく無いので、レベルを上げて頑張って欲しいという願いを込めて。
落語を聞いてラストは知っていたが、映画を観ても、そうなるかな?そういう気持ちになるかな?と感じた。