原作は落語だったのか…
だからどうこう言える程、落語も時代劇も詳しくはないんだけど…率直な感想として、「マジでうっかりが原因だった」と判明した際は『…斬ってよくね? コイツ…💢』と呆れたけどね…。
一方、主人公も主人公で、理知的・穏やかな雰囲気を草彅剛が纏っているのだけど、最初に描かれる出来事で『お前、そのお金の大事さ、分からない奴じゃないだろうに…💧』と、ちょっと共感し難い第一印象になっちゃってたような。
「そのバカまじめさ・理想主義的な性質から、殿の覚えは良かったが、周りの連中との折り合いは…」的な事がセリフにあったけど、その辺こそ回想で観たかったかも。
あとは、監督にとって初めての時代劇…という部分も大きかったのかなぁ。
「聞き取り易さを重視してる台詞回しだなー」
「こんなとこで和太鼓鳴らすかw」
「市村正親は、しっかり江戸時代の顔面だなー」
…といった、ちょっと出来・不出来とは別で「今、作られる時代劇」として種々のディティールが、興味深かった。