お話探しさんの映画レビュー・感想・評価

お話探し

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ファウンダー ハンバーガー帝国のヒミツ(2016年製作の映画)

3.5

だいぶ前に録画してほったらかしにしてた吹替版で再見。不動産ビジネスの説明は飲み込みやすくなったし、演技も安定の山寺さんだったけど、後半に電話で兄弟に突き付けるNO(ナー)は、英語の方が憎たらしかったな>>続きを読む

ミッキー17(2024年製作の映画)

3.0

序盤での設定の説明…“1回目”をもーちょい丁寧に見たかったけど、マシンのすぐ脇で“アホな大学生”なノリで遊んでるスタッフの描写で、“SF”<“軽いタッチの(ブラック)コメディ”と、受け取りました。>>続きを読む

スノーピアサー(2013年製作の映画)

3.5

「ミッキー17」鑑賞前に、ポン・ジュノ監督で“イヤ〜なSF”つったらコレだろ!…って事で、過去2〜3回観てるけど久しぶりに再見。


初めて観たときはアメリカ・ハリウッド製の(整った)娯楽作品に慣れす
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風が吹くとき(1986年製作の映画)

4.5

漫画版は…ネットで画像を見かけただけか、一回くらいちゃんと読んだ事あったか、ちょい記憶が曖昧…。


核戦争に放射線も勿論怖いんだけど、それ以上に主人公の「無知・盲信っぷり」こそ恐ろしかった。夫婦間で
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教皇選挙(2024年製作の映画)

4.0

重厚な史劇かと思いきや、現代的なエンタメでしたね。

名前呼びと名字呼びの混在で、前半ちょっとだけ『それ、誰だっけ…?』と混乱したけど、覚えておくべき人物は10人に満たなかったし、ハンターハンター・選
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Flow(2024年製作の映画)

4.5

リバイバル上映の「Away」と同じ日に続けて鑑賞。
…なので冒頭の描き込み・音楽使い・濁流のショック表現に『あ゛ぁ!! もう桁違いに進化しとる!! 堂々たる大規模公開作品だ!!』と、まずは驚愕…! ミ
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Away(2019年製作の映画)

-

公開当時、キービジュアルには少し興味を惹かれたけど結局スルーしちゃってました。
「Flow」公開に合わせてのリバイバル上映で初鑑賞。


『えーっ、コレ一人で作ったのかよ…すっげぇ…』

…新海誠監督
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すずめの戸締まり(2022年製作の映画)

3.0

公開当時劇場で一回観たっきりでした。


ツイッターを頼りに変な猫を捜すプロットと、大きく県を跨いでいく「十五才 学校Ⅳ」的な家出ロードムービー要素…までは楽しめたんだけど。


前二作と同じく、話が
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フライト・リスク(2024年製作の映画)

3.0

小規模な作品に対し「午後ローが似合う」という文句はよく目にするけど、ここまで「午後ロー感、ど真ん中」な作品も珍しいのでは…?

或いは「たまにはこれっくらいの小品を観たくなるときだってある」という観客
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ウィキッド ふたりの魔女(2024年製作の映画)

3.0

元の舞台は未見。

「舞台版にも95年に出てる二次創作的な原作小説があって…」等の情報は完全に後から知りました。


近年のディズニーに多い「あの有名作品の悪役には、実はこんな事情が…」系の話の元祖…
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バンパイアハンターD(2000年製作の映画)

4.0

タイトルはギリ聞いた事がある…程度の知識で、原作の形態も知らなかったけど、某チャンネルでのライターさんの猛プッシュで興味を持ち、劇場公開最終日に駆け込みで鑑賞。


「この絵柄でアニメーションやんの…
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名もなき者/A COMPLETE UNKNOWN(2024年製作の映画)

4.5

有名な代表曲を辛うじて『あっ、なんか聴いたことある…!』レベルの弱者ですが。
ジェームズ・マンゴールド監督の新作なら、という事で。


同時期公開の「アノーラ」が『あー、分かる分かるw』という面白さな
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ウォーク・ザ・ライン/君につづく道(2005年製作の映画)

2.5

数年前ソフトで一度観たけど「名もなき者」の予習も兼ねて、久しぶりの再鑑賞。
ちなみに洋楽門外漢のため、ジョニー・キャッシュについては全然知らず。

初めて観た時はあんまりハマらなかったけど、正直今回も
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ANORA アノーラ(2024年製作の映画)

4.0

受賞の報せは観終わってから知りました。おめっとざいまーす。


前二作「フロリダ・プロジェクト」「レッド・ロケット」が、個人的にどちらも年間ベスト級のお気に入りだったので、もうほぼ「間違いねぇだろう…
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ナミビアの砂漠(2024年製作の映画)

3.5

スルーしちゃってた2024年の高評価・話題作。


成る程、「刺激的」「新感覚」「現代的」「飲み込めない・消化しきれない部分もあるけども…!」…等々、ふわっと見渡して割と目にするキーワードは、どれも頷
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ノー・アザー・ランド 故郷は他にない(2024年製作の映画)

-

普段積極的にニュースに目を通しているわけでもない自分なんかがあれこれ述べても、浅いだけのような気がしてしまうけど…


家屋が破壊される惨状をスマホで撮影しているのは、バーセルとユヴァル(及び撮影クル
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スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム(2021年製作の映画)

4.0

劇場でどよめきを聞いたのは、今のところ「エンドゲーム」と本作だけだなぁ…


MCU版スパイダーマン3…であると同時に「アベンジャーズ」「シビル・ウォー」的な「大集合お祭りモノ」でもあって。それ故なの
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スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム(2019年製作の映画)

4.5

前作が個人的に最高値を既に叩き出しているので、これも大好きだけど「安定・安心の」続編…といった存在かなー。



完全に「エンドゲーム」ありきな内容については

『一本の映画としては…どうかね…?』
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スパイダーマン:ホームカミング(2017年製作の映画)

5.0

三本まとめてBSで放送してくれたので、久しぶりに鑑賞。


個人的には本作と「キャプテン・アメリカ一作目」「アントマン一作目」が、MCU単独主演作品の中でお気に入りベスト3かなー。


設定上は高校生
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キラー・エリート(2011年製作の映画)

4.0

「ビーキーパー」からステイサムづいて、未見の主演作品ちょっと観てみようかなと思って・その2。


これも割と良いぞ、と聞いていたけど…成る程、ちょいテンポ早くてキャラの把握にやや苦戦するけど、実話ベー
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ハミングバード(2013年製作の映画)

4.5

「ビーキーパー」からステイサムづいて、未見の主演作品ちょっと観てみようかなと思って。

これは結構良いぞと小耳に挟んではいたけど、想像以上に“苦い”大人向けの一本でした…!

暗い過去を引きずりつつも
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キャプテン・アメリカ:ブレイブ・ニュー・ワールド(2024年製作の映画)

3.0

直前にキャプテン・アメリカ3本だけ復習しときましたが、まさか「インクレディブル・ハルク」必須だったとは…いや、ハルクとサンダーボルト・ロスが重要らしい事は分かってたけどさぁ…
(ちなみに「ファルコン&
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シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ(2016年製作の映画)

5.0

ユニバースとして積み重ねた作品数と、それに伴うキャラクターの解像度が違うとは言え、同じ年に「バットマンvsスーパーマン」を公開したDCが気の毒になるくらい、面白いし良く出来てるんだよなぁ…w

公開前
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キャプテン・アメリカ ウィンター・ソルジャー(2014年製作の映画)

5.0

劇場で初めて観たMCU作品、コレでした。

リテラシー低かった公開当時の感想は『運動能力高い普通の人で、装備は盾でしょ? 大丈夫?』→『アクションかっけぇ! 盾、使えるじゃん!』くらいなもんだったなぁ
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キャプテン・アメリカ ザ・ファースト・アベンジャー(2011年製作の映画)

4.5

MCUの単独ヒーロー作品の中では、個人的にトップ3級のお気に入り。

純粋に“映画としての”完成度は、2作目の「ウィンター・ソルジャー」の方が高いように思えるん…だけど! 陳腐と言われようとラストの別
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ルース・エドガー(2019年製作の映画)

3.5

最後まで不穏さが持続していたけれど、その不穏さの性質が目まぐるしく変化していく様子が、気持ち悪くも面白かった。


肌の色や生い立ちへの偏見に根差したセンシティブな緊張感。相手の事情を知らなかったせい
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野生の島のロズ(2024年製作の映画)

4.0

最初予告見たときはファミリー向けな雰囲気に『スルーでいいかなー…』と思ったけど「ヒックとドラゴン」の監督と知り、アメリカでの評判もかなり良いみたいなので『あっ、やっぱマストや…! 間違いないヤツや…!>>続きを読む

パディントン(2014年製作の映画)

3.0

元の本は読んだことないけど、表紙だか広告だかで絵は見たことあった…けどちょいネットで検索してみたら色んな絵柄があって、昔見たのはどれだったかは思い出せず…。

「ファミリームービー」としては文句なし、
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いちご白書(1970年製作の映画)

3.5

日和見・ノンポリの主人公の話…というより「とある時代・コミュニティを、キャラ薄い奴の目を通して覗き見る」お仕事紹介系の話に近い感覚で観れたなー。


校舎を占拠している学生らは、真面目に議論してる奴も
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ヒックとドラゴン(2010年製作の映画)

4.5

生涯ベストリストの一本。やっぱこの少年マンガ感、好きっス…

腕っぷしがものを言う暴力的な共同体での、非マッチョな主人公による友好への“革命”の話…とも言えるけど、権威である親父が「有害な脳筋」ではな
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ポリス・ストーリー 香港国際警察(1985年製作の映画)

2.5

「トワイライト・ウォリアーズ」から、何かしら昔の香港アクション映画観返したくなって。


多分10年ぶりくらいの鑑賞で話の内容はほぼ忘れちゃってたけど、冒頭の坂道の集落や、クライマックスのデパート屋内
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コーダ あいのうた(2021年製作の映画)

4.5

なんかスルーしちゃってて、今っ更の初鑑賞。オリジナルのフランス映画は未見。


…普遍的で、現代的で、王道で、キュートな素晴らしい作品じゃないっスか!w


「俺がいるから(家業は)平気だ」の言葉と裏
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トワイライト・ウォリアーズ 決戦!九龍城砦(2024年製作の映画)

4.0

SNS上の盛り上がりっぷりが気になって鑑賞。


…舞台のごみごみした魅力も勿論デカいけど、バトル・ドラマのどストレートな「少年マンガ感」にやられた!


往年の香港映画との重なり・連なりに関しては、
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ショーン・オブ・ザ・デッド(2004年製作の映画)

-

大人気なんだろうけど個人的にハマらなかった一本…。

映像として見せ方が「巧すぎ」「センス良すぎ」なせいか、ゾンビ登場以降がより顕著だけど“生身の人間のリアクション”に見えず…。(最初に部屋に入ってき
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室町無頼(2024年製作の映画)

2.5

原作未読。

・冒頭から超分かり易い、醜悪な権力者の描写。

・あまり見かけない時代設定故の、衣装・美術の新鮮さ。

・主に長尾謙杜が見せる、迫力と遊び心のアクションパート。

・エキストラを相当動員
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アプレンティス:ドナルド・トランプの創り方(2024年製作の映画)

4.5

「トットちゃん」の黒柳徹子じゃないけど、好悪は別にして「知ってるけど、よくは知らない」人でした、正直。


その他にも「ご存じ、あの」という扱いで出てくるコモドアホテルも、ロイ・コーンも、ローゼンバー
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