このレビューはネタバレを含みます
ねっとりしがちなエクソシズムジャンルに囚われない爽快で大味な作品でした。
ストーリーの構成もしっかり練られており良かったです。アモルト神父とトーマスが師弟関係を深めて行く所や、悪魔"アスモデウス"がネチネチと神父のトラウマを抉りながらワンオペで4人相手にする姿には圧倒されました。2人同時にのっとれるなんて!!しかも、こやつ計算高いですね。しっかり教会を潰す目的をこさえていたとは
なかなか狡猾な動きをみせてきます。
終盤に掛けてアクションにジャンルシフトしていくのは最近の時流かと思いますが、同ジャンル他作品に負けない外連・インパクトはありました。
ラストの風呂敷の広げ方から、続編はありそうですね。ラッセル・クロウにはライフワークとして後199作品に出演して各地の悪魔を祓魔して欲しいものです。