グルートみたいな質感の緑の騎士が「一撃を受ける代わりに一年後に同じ位置に一撃を与える」というクリスマスゲームを持ちかける。主人公ガウェインは緑の騎士の首を打ったため、一年後首を跳ねられに緑の聖堂に向か>>続きを読む
何故だか物語がだれているように感じたのは、冒険を共にする登場人物の多さから彼らの見せ場を作る為に捕まっては逃走という繰り返しが多かったからかと。その上、特に二重スパイのぽっちゃりおじさんとクリスタルに>>続きを読む
前作に引き続き、気軽に楽しめるこの軽さが良い!DCEUジュブナイルヒーロー2作目(公式では次やる『ザ・フラッシュ』までがDCEUとのこと)
ちょうど思春期に差し替る家族の一員がそれぞれ
各々の道を歩>>続きを読む
恥ずかしながら、前回の『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』がダニエルズ監督作初挑戦。彼らのフィルモグラフィーを探るべく今作鑑賞に至る。
結論からいうとあまりハマれなかった。なんとな>>続きを読む
普通に楽しかった。たしか、何冊か小学校の図書館で読んだことがある。
現在インディージョーンズシリーズを履修中なこともあり、小さなインディーの冒険活劇として見てしまうし少なからずスピルバーグも意識をし>>続きを読む
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ついに自身の自伝に神スピルバーグが踏み込む。
映画に取り憑かれた映画の申し子が"映画の呪い"について描ききりながら、起こっていることに反してかなり軽快な編集をしているので爽やかな気持ちで劇場を後にする>>続きを読む
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家族との関係に問題を抱えるエブリンが突如マルチバース・世界の危機を救うヒーローとして白羽の矢をたてられる。マルチバース世界を下敷きに大風呂敷を広げ、他映画popcultureを引用しながらコメディ、カ>>続きを読む
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物語に生き、物語を愛し、物語となった女
予告から想像していたものとは違っていたが、非常に楽しめた。
映画自体はシンプルなつくりでホテルの一室で主人公アリシアとジンが互いの物語を語りあう会話劇の形を>>続きを読む
特に序盤の儀式や追い剥ぎなど現代の常識では理解しえない狂気に溢れた描写にロバートエガース味が十二分に感じられて良かった。
ロバートエガースにしてはわかりやすい物語で、
話が段々と単純化されて行くのは>>続きを読む
冒頭のリバーフェニックスによるヤングインディーシークエンスから既に楽しい。
実質ヒロインであるシュナイダーとの関係性から今まで一番ボンド味を感じた。それもそのはず、
スピルバーグが007を撮りたがっ>>続きを読む
導入の前時代的な性的搾取を想起させる女性陣のミュージカルシーンや先住民やマハラジャの人々のゲテモノフード描写は今日のモラルスタンダードを考えると現代では炎上スレスレのラインにあるかと(価値観が違うので>>続きを読む
何故だか観た気になっている映画ベスト10には入ってくるインディ・シリーズ。
おそらくちゃんと鑑賞するのは今回が初。
5月に公開される新作にかこつけて、鑑賞。
めちゃくちゃ楽しい。
導入のわくわく宝探>>続きを読む
エリートハンティング側のシステム、殺す側の人間が殺すに至るまでの描写があるのが興味深かった。
主人公の最終的な切り抜け方も救いようがないのが良い。
にしても"f××ing c×nt"って言葉への反応>>続きを読む
設定に関して考えるのをやめることで、
良い意味で頭空っぽにして楽しく鑑賞できた。
量子世界および量子世界人の描写に既視感(SWぽさ)があってそこまでフレッシュさを感じれなかったのは残念だったが、穴大>>続きを読む
理想としての50sのアメリカが舞台(?)。
ハイクラスな団地コミュニティで起きた夫人の自殺を皮切りに主人公アリスが違和感・不信感を感じ始め、隠された謎に迫って行く。
旦那、車、家、取り巻く環境の全て>>続きを読む
アレックス:兄ちゃん時代はアムステルダムじゃなくてスロヴァキアでっせ。いいとこ紹介しますぜえへ
アメリカんず&アイスランディアン:ゲヘ んじゃそこいきだすや
アメリカんず&アイスランディアン:ザケ>>続きを読む
史実であるアミステッド事件を元にした物語。
最初の奴隷の暴動や彼らがいかにアメリカにつれてこられたかが描かれる回想シーンが際立って凄まじい。その中でのゴア描写は目を覆いたくなるほどに惨虐で特に鞭打ちで>>続きを読む
ノーラン的なSF仕掛け×殺し屋モノを父親譲りの人体破壊描写マックスで描く。
人体憑依のシステムがめちゃくちゃコスパ悪いし、そもそも何故他の人に乗り移る必要があるのかなど設定に関しての説明がないまま進>>続きを読む
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正直アクション、ストーリーにおいて物足りなさを感じる部分も無くはないが、
昨今食傷気味でユニバースの中での繋がりを意識せざるを得ないヒーロー映画の中においても、シンプルなストーリーで見易く丁度良いもの>>続きを読む
メタ×スラッシャー4作目。
こないだ観た実質の5作目同様の構造で新キャラクター添えてシリーズの心機一転を計っている様子。シドニーの母校で起きるゴースフェイスによる連続殺人にお馴染みのシドニー、ゲイル、>>続きを読む
最悪!最高!
人生を迷える全ての人にとっての人生賛歌。
自分は主人公ユリアほど自分の意思に素直な選択を取れないことも多いので、思い立ったら行動できる思い切りの良さには羨ましさすら感じる節もある。
その>>続きを読む
ゾンビ化してもなお理性を保持したまま欲望(暴力性、食欲、性欲)が暴走していく設定が興味深かった。ウイルスが陰謀論的に蔓延しているのは未だコロナ化にある現在のメタファーだが、その生活におけるストレス・フ>>続きを読む
大真面目に創作物を消費する人々への怒りをぶつけたブラック・コメディ。
恐らく主人公のシェフは監督自身で作品=フルコースと捉えることができる。客層もうるさ型評論家、信者・オタク、金持ちプロデューサー、セ>>続きを読む
原作は好きな方で、世代ではないが小学校の図書館に置いてあって繰り返し読んでいた。当時スポーツこそ違えどサッカーに打ち込んでいた為、登場人物に自分を重ね「努力、友情、勝利」な熱い高校生活を夢みていた。(>>続きを読む
陰謀論をテーマに、訳あり一家の右往左往が描かれる。
蔓延する毒ガスはコロナウイルスのメタファーか、それを拡散する人間をヒトラーについての講習をするアダム・ドライバー演じる主人公と重ね野次馬の本質を説い>>続きを読む
1960年代当時のプロテスタントとカトリックが対立していたベルファストを描く監督の自伝的な物語。
主人公少年の眼差しというフィルターを通して物語が描かれるため、起こっていることの残酷さ・悲惨さに反して>>続きを読む
明らかに主人公は監督自身を投影しているであろう監督の半自伝的な物語。
映画監督が作品作りに行き詰まる点でイニャリトゥ版『8 1/2』だが、
メキシコ人でありながらアメリカで活躍してしてしまった板挟み感>>続きを読む
流石ニコラスウィディングレフンと言うべきか、今まで以上に才気走った映像をこれでもかとぶつけて来た。
特にゴア描写が行くところまでいっている。
『ブッチャー3』のクライマックスに持って来た内蔵引っこ抜>>続きを読む
事実は小説より奇なりとは正にこういった物語のこと。
ユダヤ差別が当たり前とされていた時代に、主人公が大義など大それた事ではなく自分の筋を通すためにユダヤ差別によってかけられた冤罪を暴いて行く所が良か>>続きを読む
元祖メタ×スラッシャー最新作!
やっぱり話し運びが面白い。
今作でもメタ的な視点で最近のA24などのアート系ホラーに対しての愚痴から、映画続編のあり方まで持論を展開しているが、その”映画続編と映画フ>>続きを読む
『ナイブス・アウト』の続編。
前作『ナイブス・アウト』ではミステリー/探偵モノでありながら主人公が「性善説」に推理を委ねる所に監督ライアン・ジョンソンの"ジャンルを裏切る"作家性を感じられ、それが功を>>続きを読む
凄い、確実に一作目よりパワーアップしている!
各主要登場人物が前作以上に魅力的に描かれているのはさる事ながら、脇を固めるキャラクターもアダムスファミリーの面々に勝るとも劣らない癖のある個性を放ってい>>続きを読む
ドラマシリーズ『ウェンズデー』きっかけで鑑賞。
いびつさ、おどろおどろしさこそ愛おしく描かれる。はぐれものがはぐれものとして自由気ままに生きる姿を全肯定してくれる、終始楽しく狂っている最高な映画。ど>>続きを読む
『エクス・マキナ』『アナイアレイション』のアレックス・ガーランド監督の最新作。例に漏れず今作も難解で、思いもよらぬ角度から話を畳にかかるラストでは迫り来るぶっ飛び映像を前にただただ唖然としていた。どー>>続きを読む
今年公開されたロバート・ゼメキスによる実写版と比べるとおどろどろしくデルトロ色が出ていてこちらの方が好みだった。
ゼメキス版ではオミットされていたカルロの死に際がきっちり描かれており、そのせいかゼペ>>続きを読む
当初、ナ・ホンジンが『哭声/コクソン』に出てくる祈祷師の話をスピンオフとして画策していた所、バンジョン・ピサンタナクーン監督まで流れて今作を制作するまでに至ったそう。なるほどそりゃめちゃくちゃコクソン>>続きを読む