まさか『グラディエーター』に続編ができるとは!!前作が単作として十分過ぎるほどにまとまっていたので意外でしたが、
実は00年代後期から構想されていたとのこと。
主人公の出自の設定には若干のこじつけ感>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
相変わらず脚本はとっ散らかっていますが、楽しめるエンタメ作品になっており、エディーとヴェノムの最後には不覚にも涙腺を刺激させられました。
今は少し寂しすら覚えています。
トムハーディー3部作のヴェノ>>続きを読む
いつにも増して社会風刺が効いており、アレックス・ガーランド監督は相変わらず現実世界と地続きに感じさせる悲劇を我々の顔面に突きつけてはただでは帰してくれません。監督がイギリス人であることからか分断を写真>>続きを読む
前作で熱狂したファンに冷や水をぶっかけるトッド・フィリプス監督の贖罪の意が全面に出過ぎてしまっている今作。
ハーレイは前作に心酔しジョーカーが暴れ回ることを望むファンのメタファーでしょう、劇中のアーサ>>続きを読む
3章仕立てですが、章ごとの繋がりは
ないので寧ろ3つの異なる短篇映画アンソロジーのような感じでした。
今作でエフィテミスフィリップ氏と『聖なる鹿殺し』以来の共同脚本を行っていることもあり、
初期のラン>>続きを読む
新鮮味こそそこまででしたが、
エイリアンという枠組みの中で及第点以上のものをみせてもらえました!
概ね満足です。
1、2をベースに過去作の要素を随所で踏襲している印象です。
フェデ・アルバレス作品と>>続きを読む
渋良いです!
これを『アウトサイダー』作製時に片手間で作ってしまえるのが巨匠コッポラ監督の恐ろしい所。
若さ故に有り余ったエネルギーの行き場を失い荒くれていた主人公ラスティー・ジョーンズが抱いていた>>続きを読む
自分が持つ環境ではディレクターズカット版にしかアクセス出来なかったので、
ディレクターズカット版を鑑賞。
当時16歳だったS・E・ヒントンによって執筆された私の考えるアメリカ50s不良物語である映画>>続きを読む
ストーリーはなくて怖さの元を集めたような実験映画でした。ホラー映画の冒頭の残酷シーンだけを観ているような感じです。
ホラーというジャンルにおいて、カラクリが解明できた瞬間に恐ろしさが半減するものです>>続きを読む
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『エンド・ゲーム』以降、ディスニーに買収されてから下降曲線を辿るMCUの起爆剤として
期待されていることは間違い無い今作...
デップーaka自称マーベルジーザスはキリストの如く佳境を迎えるMCUを危>>続きを読む
絶賛アレクサンダー・ペイン監督作品マラソン中です。
今作はアレクサンダー・ペイン監督作にしては
ただのしみじみいい話に収まってしまっている印象です。監督の毒っ気のある批評性とブラックなユーモアに惹か>>続きを読む
馴染みはあまりないですが70sの良作はこんな感じなんだろうというノスタルジーを感じさせる細部までこだわり抜かれた当時の作風を完全再現した映画の作りがそのまま今作のテーマ”温故知新”に直結しているところ>>続きを読む
『ホールド・オーバーズ 置いてきぼりのホリディ』の予習として鑑賞しました。
『フェリスはある朝突然に』のフェリス(マシュー・フレデリック)がそのまま先生になった感じのキャスティングからして皮肉が効い>>続きを読む
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2度鑑賞。
正直言いますと、アウシュビッツ収容所について知識が足りない為か恥ずかしながら一回目鑑賞時にはあまりピンときませんでした。勉強した上で再度鑑賞の後にしっかり消化するに至りました。
一見た>>続きを読む
黒澤清監督ご自身による今作のセルフリメイク作品が現在上映されています。制作が決まってからずっと気になっており、ようやく鑑賞に至りました。
実は黒澤清監督は『勝手にしやがれ』シリーズでVシネ監督として>>続きを読む
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前作『MADMAX フューリーロード』から9年経ちました。
今作は、主要キャラであるフュリオサが狂気の世界で成り上がり、いかにしてあのシャーリーズセロンネキへと変貌をとげたのかを描く前日弾に当たリマス>>続きを読む
最新技術による圧巻の映像美、
エイプだからこその周りの障害物を使ったアトラクションのような躍動感のあるアクション、
クライマックスのヴィランの倒し方含めた
しっかりとしたプロット
好ましい所も多いで>>続きを読む
面白かった。
マーフィーakaロボコップの続編としてさることながら、抜かりない構成と練られた設定に唸らされました。
オムニ社vs麻薬カルテルでデトロイト市を暗躍する覇権を巡り、結局金にモノを言わせる現>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
原爆の父オッペンハイマーというセンシティブな題材といこともあってか、米国での公開から遅れての封切りになりました。映画ファンとしてはノーランの新作を見ないわけにはいきませんでの心中複雑ながら意を決して鑑>>続きを読む
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スティーブン・キング原作
主人公である小説家ポールが雪道で車で転倒した際にポールの熱烈なファンであるアニーに幸か不幸か
救出され看病されることに、、、
アニー宅での療養生活の中で徐々にアニーの本性が>>続きを読む
パーシバル・エベレットの小説「イレイジャー」
原作未読。
黒人のステレオタイプの表象に
白人側が免罪符としてそれをありがたがって消費している構図。そして、当の黒人は
実情と乖離したステレオタイプに常に>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
PART1の話が進まなすぎで「ここで終わるんですか!」ズコーっと腰を折られるラストから2年と少し経ちましたが、
ようやく観たかったものを観れました。
原作からしていわゆる白人英雄譚/貴種流離譚です>>続きを読む
『ボーはおそれている』冒頭の
都市ブロックでの不安症の不安をギガ化したスラップスティックコメディパートのインスピレーションとして挙げられていたので鑑賞。
スコセッシ監督作品ですが、そういえば観れていま>>続きを読む
ナンナンデスカコレハ
本当にラースには心をすり減らされてばかりだよ😔
まぁ、そんな不快指数マシマシなラースが好きなんですが
夫婦が本来子供を授る行為の快楽に溺れてしまう中、息子を事故的に失う対比を>>続きを読む
言わずとしれたホラーアイコンを産んだクラシック
いまや、正式名称であるフランケンシュタインの怪物が認知されないままipだけが一人歩きしている感は否めませんが、、、
正直期待していたほどのものでは無か>>続きを読む
完全になーめてーた案件でした。
伏線とその回収が要所に散りばめられ緻密に構成され飽きない展開をみせるプロット
リアリティーを徹底し緊張感・恐怖を観客に掻き立てる高所演出
少ないバジェットながらK.U.>>続きを読む
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『ヘレディタリー/継承』で喰らってから
心酔しておりますアリ・アスター監督の新作ということで、張り切って観て参りました。
2回鑑賞し、
正直1回目鑑賞後は
「なんだこれ????」
呆気にとられました>>続きを読む
いつものポール✖️抜け出せないフッドモノ
デフォー、ニコケイ、ディーゼル男3人ののわちゃわちゃ感と三角関係を匂わせるブロマンスは
あまりポール作品では見なかったのもので斬新でした。序盤は少しスコセッ>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
フランケンシュタインの怪物
異常な速さの成長を遂げ、この世の理を会得し遂には城にて覇権を握る!!!
といった感じでしょうか、、
スチームパンク×メルヘンな独特なこの世にはないヴィクトリア紀の世界観か>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
DCEU締めとなる最終作、モモアマン2作目!
それ以上にジェームズ・ワンのファンとして今作鑑賞を待ち望んでおりました。
SNSの普及で俳優陣のスキャンダルによるキャンセルは米国では日常茶飯事に目にす>>続きを読む
パッと見アイアンスパイダーのような既視感のあるビジュアルですが、宇宙生命体が寄生しそれがメタリックではあるが有機的に割とグロテスクに交わっていく様はフレッシュでクローネンバーグ映画を想起させます。外連>>続きを読む
バリー・コーガン演じるオックスフォード大学生オリバーの1人パラサイト
んーーいまいち乗り切れない。
好きな題材、好きな俳優さんバリー・コーガン主演の映画ではあるのだけど、
どうもエメラルド・フェネル>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
Wannabeや日陰者の話にめっぽう弱い当方は
まんまと喰らっちゃいました!
青春映画としても並外れた出来です!
サイコー!!
序盤の『ある朝フェリス〜』を覗き見し、しょんぼり下水道へ帰る所からして>>続きを読む
娘(ソフィ)と親父のトルコのリゾート地での一夏の思い出を描く。
監督シャーロット・ウェルズの実体験に基づく、記憶についての物語でもあります。
今作が長編デビュー作というのが信じられないぐらいに美しく>>続きを読む
テキサスに戻った元人気ポルノスターである主人公マイキーの勘違いも甚だしい都合の良いようにしか物事を解釈出来ない、男らしさの上辺だけを掠めとったようなダメ男のダメっぷりを痛快に描くドラマ。これが最後まで>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
バッド・トリップ・イン・トウキョウ
主人公POV視点により、
ライド感所ではない、尋常じゃないシンクロ率で合法的にバッドトリップ体験出来ます!(←誰もやりたかない)
これを見たらシラフでもガンギマリ>>続きを読む