ウエダダダ

逃げきれた夢のウエダダダのレビュー・感想・評価

逃げきれた夢(2023年製作の映画)
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光石研が喋れば喋るほどその発言の意味性が失われて対話は成立せず動けば動く程空回りして虚しさが立ち昇る。この圧倒的な人生の何も無さのリアリティ。夢にまんまと逃げ切られて期待なしの現実を光石研と観客にに突きつける。さぁどうしよう。その厳しさが優しさでもある作品。