Javier

ハマのドンのJavierのレビュー・感想・評価

ハマのドン(2023年製作の映画)
3.5
港の頑固な爺さまの生き様な映画。

港の文化と昔気質のヤクザな世界を理解している人なら間違いなく港湾地域でのIR事業について、どれだけ利権や政治が絡むかわかると思う。

このドキュメンタリーは、政治権力と港湾権力の利権争いが争点。
藤木会長側で撮ってるので、反IRとなるが、逆視点であれば悪の親玉。

とは言えカジノが中心の港の開発となれば、反IRが正義となるよね。

内容としては会長の歴史、港の歴史、そしてIR事業がたち消える流れを淡々と描いていて、わかりやすくテンポも良い。

とにかく横浜の事情を知って人なら楽しめる作品かな。
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