やさしい生活

法廷遊戯のやさしい生活のネタバレレビュー・内容・結末

法廷遊戯(2023年製作の映画)
4.2

このレビューはネタバレを含みます

告知通り、二転三転する展開。

法律を専門に学ぶ人たちの思考を知れて新鮮で面白い。
「道徳とか倫理とかいうあやふやなものは嫌いでね」

最後まで観ると冒頭のシーン、大学の庭で清義が法律の勉強をしているところに、事件の真相を全て知っている結城馨が現れてそのノートを観て笑い、雑談が始まるのが最高に皮肉で面白い。

それぞれの視点になると全く違うストーリーになるので最低でも三回は観たい。

物語の最後、どうして清義はあんなに晴れやかな表情をしていたのだろう。それまでの流れからするとアンマッチしているように感じるけど、まだ理解しきれていないのかな。