このレビューはネタバレを含みます
ノンステップミステリーだった。
エンタメ作品をミステリーに押し込むことで怒涛の展開で楽しかったが、やはり謎が残ったため消化不良に陥った。
特に馨君は父親を間接的に殺した張本人2人にやけに馴れ馴れしかったのが気になる。ラストの映像も憎んでそうなのにあんな親しげなのは気になった。あれは裁判をするための演技だったのだろうか?
法律は無罪と冤罪が発生してしまう可能性があり、人生が一発の判決で変わってしまう。ミステリーが主体なのでこのテーマが重要であるが、やや弱かった。
杉咲花の発狂シーンは見ものだったので鑑賞価値はあったが、後もう少し面白くなればと思い残念であった。