セレクトさんの映画レビュー・感想・評価

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ジョーカー:フォリ・ア・ドゥ(2024年製作の映画)

4.3

このレビューはネタバレを含みます

賛否両論のジョーカー。

今作は正直前作よりも好きだった。弱者であったアーサーがジョーカーとなり、社会的ムーブメントを巻き起こした前作に対し、今作はその是非を問われるようなもの。ジョーカーは現実世界で
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ソウX(2023年製作の映画)

3.7

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ジグソウがまさかのプレイヤーに!?

今作の参加者はこれまでのシリーズの中で、一番酷いやつじゃないかな。それくらい結構目立っていたし、ジグソウとの駆け引きも面白かった。また、警察からの視点が一切なく、
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リトル・ワンダーズ(2023年製作の映画)

4.0

冒頭のタイトル・文字フォントがおしゃれで、「ANAXIA」が担当しているみたいだが、何と監督自らデザインしたみたい。アリスのTシャツも監督がデザイン。
16mmフィルムの質感とペイントボール銃やダート
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深紅の愛 ディレクターズカット版(1996年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

肥満で口臭の女性と薄毛の男性の逃避行。

シリアスな展開の中に、ユーモラスでシュールな笑いがあり、クスッとなる。

あんな雑に処刑されるとは思わなかった。

スパイラル:ソウ オールリセット(2021年製作の映画)

3.1

ジグソウのいないソウはソウではない。
これはちょっと言い過ぎだけど、やっぱりジグソウがいないと盛り上がりに欠ける。ジグソウのあの声を聞かないとソウを見た気がしないんだ。そこまでジグソウのファンというわ
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ダホメ(2024年製作の映画)

4.0

 ダホメって何だろうと思ったら、昔の国名なのね。調べたら、国旗が可愛いとは裏腹に奴隷貿易で発展した歴史があるとは驚いた。ヨーロッパによるアフリカ分割でフランスに敗北し、滅亡した。そのフランスに略奪され>>続きを読む

ジグソウ:ソウ・レガシー(2017年製作の映画)

3.6

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ジグソウ復活!

結局、前作のゴードンは何処いっちまったんだ!?
また新たに後継者が現れたのだが、ローガンとゴードンとの関係性が気になるところ。

10年も経ったからか、ゲームの進化が目覚ましく、レー
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ジョイランド わたしの願い(2022年製作の映画)

3.7

初パキスタン映画!

主に三人の主人公がいて、三角関係のようになっているが、その中でパキスタンの伝統的な価値観や習慣やLGBTQなど社会的な要素が入り混じって展開されていく。

ハイダルは弱者男性のよ
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ソウ ザ・ファイナル 3D(2010年製作の映画)

3.7

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ホフマンがさらに暴走していく。

何の罪を背負ってない奥さんが死ぬのは複雑だったなぁ〜。やはり後継者を探すのは難しいと思ってた矢先、ローレンスが生きていた。
序盤に登場してたので、もしやとは思ってたけ
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ソウ6(2009年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

権力の暴走。

ホフマンがゲームを支配する立場になってゲームの趣旨から外れていることが目立った。それを予見したジグソウって凄いね。

ホフマンがどのような行動するのか注目したい。

ジョジョ・ラビット(2019年製作の映画)

4.3

少年視点で描く戦争映画。

タイカ・ワイティティは「マイティ・ソー バトルロイヤル」の監督として、これまでの暗くて思いソーシリーズをガラッとポップに変えた。
今作も、これまでの暗く陰惨な戦争映画のイメ
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太陽の少年 4Kレストア完全版(1994年製作の映画)

4.4

このレビューはネタバレを含みます

1970年代、中国では文化大革命で大人たちが闘争を繰り広げていた。当時の北京では大人は農村に送られ、16歳のシャオチュンたちの天下だった。
激動の時代に甘酸っぱく、少し切ない青春を描いた。

とにかく
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ソウ5(2008年製作の映画)

3.6

最初からこれまでのシリーズがマクロで大枠で繋がれたいるのが凄い。
どういう展開をするのか気になるところ。

ショーン・オブ・ザ・デッド 4K(2004年製作の映画)

4.0

ホラー・コメディ・ラブロマンス3つの要素からなる異色のゾンビ映画。

エドガー・ライト監督長編デビュー作品ということで、監督らしいテンポの良さは最初から健在。音楽と連動して動きを合わせるのも最初からや
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トラップ(2024年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

アリーナライブで警察が殺人鬼ブッチャーを捕まえるために厳戒態勢をとる。

シャマラン監督は家族をテーマに映画を撮り続けている、しかも今作はシャマランの実娘がスーパーアーティスト役で結構重要な役割を担っ
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ソウ4(2007年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

グロさ全開の前作よりかは面白かった。
今作も半端ないグロさではあるが、捻りがあって、オチのインパクトは劣ってしまうが、それまでの過程で前作とリアルタイムで並行しておこなられていたという事実は少し衝撃だ
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ソウ3(2006年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

前2作より更に残虐性が増して、被験者の死に様が恐ろしくなっている。

最後の最後に足を踏み外してしまうあたり、人間の本質みたいなのが描かれている。人間なんて、理性よりも感情的な生き物だから仕方ないね。

Loulou(1980年製作の映画)

4.0

フランスのリアリズム派のモーリス・ピアラが描く私小説的な映画。

初めてトークショー付きで観た。モーリスピアラのことや映画の解説で色々と面白い話を聞けた。

ベットが壊れるシーンもセリフが間違えて入っ
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ソウ2(2005年製作の映画)

3.7

前作の衝撃ほどではないが、今作もどんでん返しは面白かった。

人数が増えたことによって、人間の本質が露呈したというか、利己的なものや他人を思いやる人などが混在してて、パニックに陥った人間の描き方が丁寧
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グラディエーター(2000年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

ラッセル・クロウもホアキン・フェニックスも若い笑

古代ローマ帝国の英雄であったマキシマスがコモドゥスによって失墜され、グラディエーターとして復讐を誓うスペクタル映画。ゲルマニア遠征で皇位継承者として
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ソウ(2004年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

箱物サイコサスペンススリラー映画。

オチも面白いが、解明に至るまでの過程も面白い。SAWという名前をもじり、そのアイテムが謎の解明に役立つ。

ジグソウが最前列で見るのを好むと言ってたが、ずっとあの
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リトル・ダンサー デジタルリマスター版(2000年製作の映画)

4.4

「ぼくのお日さま」もこの映画に影響されているのがよくわかる。
最初は違う習い事をやっていたのが、隣の習い事を見て、そっちにシフトする。ここまでは一緒。その後の描き方は全然違ってくるが、少年の成長を描く
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ベイビーわるきゅーれ ナイスデイズ(2024年製作の映画)

4.4

池松壮亮無双!

池松壮亮がとにかくやばすぎた。少し前に公開された「ぼくのお日さま」では優しいフィギュアスケートのコーチだったが、今作では野良の殺し屋を演じている。ギャップの差が大きすぎた。
ちさと・
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プライベート・ライアン(1998年製作の映画)

4.3

戦争映画の革命的な作品。

冒頭20分に及ぶオマハ・ビーチの戦いが凄まじい。銃声が四方八歩から飛ぶわ、爆発で手足が吹き飛ぶわ、内臓が飛び出るわ、海が血に染まるわ生々しい映像をPOV式で見ることによって
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Saw original short film(原題)(2003年製作の映画)

3.5

SAWの新作見るために、初見でシリーズのマラソンをしてみたい。

あのお面が怖い。
SAWなので、主観的な映像が過去形で流れていたが、最後の第三者の目が気になるところ。

嵐の孤児(1921年製作の映画)

4.1

ギッシュ姉妹が孤児を演じる!

フランス革命前後の動乱の中に放り込まれた姉妹の孤児が不条理と愛・憎しみを受ける。これはグリフィス作品も普遍的なテーマで、不条理な世の中でもがく人を描き続けできた。

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東京流れ者 4Kデジタル復元版(1966年製作の映画)

3.7

清順美学の片鱗を見た。

「ツィゴイネルワイゼン」を見た時に、色彩感覚に驚かされたが、娯楽作品である今作でも美学的センスが見受けられた。

「ラ・ラ・ランド」も参考にしているのもよくわかる。

愚なる妻(1921年製作の映画)

3.5

完全主義者のシュトロハイム演じる胡散臭いがどこか渋い伯爵役が見事だった。

シュトロハイム監督はサイレント映画にも関わらず、セリフを喋らせたり、セットも莫大な資金で、制作してしまたりしている。

ディ
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エイリアン:ロムルス(2024年製作の映画)

4.4

IMAXで鑑賞!!
めちゃくちゃ怖かったです。

原点回帰というか、これまでのエイリアンシリーズを踏襲しながらも、さらにブラッシュアップされて、良い作品が出来上がっていた。

今作は重力と無重力のアク
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傲慢と善良(2024年製作の映画)

4.2

どんな人にも心の中に傲慢と善良が宿っている。

架と真実はお互いを善良に振る舞いながらも心の中に傲慢さを宿している。傲慢さをお互いがオープンにした時にやっと本心が分かり合える。

明るいトーンにならず
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マルホランド・ドライブ 4Kレストア版(2001年製作の映画)

4.4

現実と夢と妄想が入り混じるカオス。

初めてデヴィッド・リンチ作品を見た。
よく分からないと言うのが率直な感想。自分なりにここはこうだよなと色々と頭を巡っているうちに終わってしまった。難解映画は自分な
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永遠に愛せよ(1935年製作の映画)

3.4

このレビューはネタバレを含みます

風変わりながらも、どこか儚いラブロマンス。

幼馴染だったゴウゴウとミムジーがゴウゴウの母の死がきっかけになり別れてしまう。その後、イギリスで建築家になったゴウゴウがミムジーと再会するが、結婚していた
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ぼくのお日さま(2024年製作の映画)

4.6

まぁなんとも映像が美しい。屋内スケートリンクに少しばかり入る陽光が3人の魅力を引き上げている。

フィギュアスケートを取り扱った映画があまりないのはフィギュアの技術的な問題が大きいと思う。さくらとたく
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ナミビアの砂漠(2024年製作の映画)

3.2

山中監督の独自固有の世界観。
この世界観に私はついけていけなかった。
現代を生きる等身大の女性を演じる河合優実の抜群の演技には驚かされたが、この女性に共感することはできなかった。所々、納得する箇所はあ
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金髪乱れて(1932年製作の映画)

3.7

前半は酔漢の漁師のおっさんがほぼ主役。アホくさい演技がいい味を出していた。

フィルム・ノワールであるが、どちらかと言うとラブコメ要素が強い。

モールス信号を瞬きで解決するサスペンス要素が強烈に印象
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エイリアン:コヴェナント(2017年製作の映画)

3.6

前作プロメテウスの続編で、ゴア描写はエイリアン4のようで痛快だった。

正直プロメテウスからしばらく見たので前作の内容を朧げながら思い出して、ちょっと分からない部分が多かった。