すみ

夜が明けたら、いちばんに君に会いにいくのすみのネタバレレビュー・内容・結末

3.8

このレビューはネタバレを含みます

爽やかで美しくて優しい気持ちになれる映画だった。
小道具や映像美が素晴らしくて、目にも麗しい。
恋愛よりも二人の変化や決意に重点が置かれていて、だからこそ時折入る甘酸っぱい瞬間がみていてすごく微笑ましかった。
青磁と茜、どちらかだけがヒーローなんじゃなくて、お互いに助け合ってるのがいい関係性だなあ。

「こんなふうに世界が見えてるんだね。優しくて切なくて」「目に見える世界は全てその人のものだ」というセリフがすごく好きだった。世界で起きてることはただの事象であって、その見え方に自分自身がでるよなと。

「夜が明けたら、いちばんに君に会いにいく」は、朝焼けを一緒に見たいからかな。夜を乗り越えたあと、君が一番最初に会いたい人ということかな。
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