白川輝子

TALK TO ME/トーク・トゥ・ミーの白川輝子のレビュー・感想・評価

3.9
NOT TALK TO ME

自然自損自業自得自嘲
あなたとは喋りたくないし関わりたくない。
とにかく主人公が災い急に事件を起こしまくって最高に嫌いな主人公。

学生らしさというか子供らしさというか、全部裏目に出る感じが絶望で好き。

観てる側からすると色々考えて「あ、ちょっと救われそうかも」って希望を勝手に見出すんだけど、この映画の「絶望」の芯が強すぎてことごとく「希望」が打ち砕かれるのホラーとして最高。
だけどめっちゃ疲れる。

希望と絶望のバランスが全体を通して満遍なく割り振られていて良い映画だよ。
邪魔な設定もない。

だからこそ「黙れ小娘」。
白川輝子

白川輝子