このレビューはネタバレを含みます
スコアが高めだったので期待していたホラー映画。
日本で言うコックリさんではないが、降霊術をテーマにしたホラー作品で、個人的に怖い要素は全くなかったが、映画としてはそれなりに作られていると思う。とはいえ、期待値はかなり下回ったし好きな作品でもない。
とにかく主人公のミアがクソすぎて、自分が母親と話したいがために、まだ幼い義弟に50秒の約束のところを2分(大前提に90秒以上は霊に乗っ取られるからダメ)も降霊術をやらせて危険に晒し、結果、弟はボロボロ血まみれで重体で入院。
義弟の姉と母親が病院で憔悴する中、自分は義弟の姉の彼氏(自分の元彼)を家に連れ込んで添い寝してもらい、自分の母親との懐かしい動画見て浸り、夢で元彼とキスをするというクソ女っぷり。
冒頭でミアがみんなに嫌われてるみたいな描写があったが、もの凄く納得のクズさ。
姉に「何故弟にやらせたの！」と責められたら「みんなが大丈夫って言ってた」と責任転嫁し始めるし、こいつは徹底的に痛い目に遭ってくれ！と劇中何度願ったことか。
まあ結果的にはしっかり痛い目に遭ってくれたが、ミアが嫌いすぎてバッドエンドなのにバッドに感じない。
なんにせよ、映画としての面白みはあまり感じなかったな。
