このレビューはネタバレを含みます
やっと見れた。
でも、正直期待はずれもいいとこだった。コレが怖い？面白い？微塵も感じなかった。ホラースリラー好きならそう感じても不思議ではないはず。事の発端の発端が分からないし、兄弟姉妹彼氏彼女の関係性が最初全くわからなかった。
低予算なら低予算なりに、ほとんどのシーンをスマホの動画にした方がフェイクドキュメンタリーっぽくもなるし、流行ってるからみんなでやってみよう的な悪ノリってことで辻褄が合う。
結局母親の話も中途半端だし…カットしましょ。何でもかんでもスマホで撮影して投稿して、いざ何か起きると事の重大さに気づくという今風の展開にして教訓にしましょう。
それに降霊術、憑依、別に好きに捉えればいいんだけど、正直なところ本作は冒頭に出てきた轢かれて瀕死のカンガルーを見捨てて置き去りにした天罰にしか見えないんですよ。顔を殴打する少年、刺される父親、そんなんより1番可哀想だった。
鹿じゃなくてカンガルーってとこがオーストラリアを感じさせてくれる。けど、あのシーンはよく考えれば本来不必要なのは誰でも分かるはず。なのに入れている時点できっとそういうことなんだよ。
カンガルーの呪いだ‼斬新だよ。
鏡を見たり、ドアを開けたらゾンビみたいな化け物じゃなくて、普通のカンガルーが立っているほうがよほど怖いと思うけど。罪の意識ゆえの。そして続編はコアラの呪い。
どうでもいいけど、病院の踊り場にある案内板にtheaterって書いてあるのが気になってしょうがなかったな。
