ぷかしりまる

12日の殺人のぷかしりまるのネタバレレビュー・内容・結末

12日の殺人(2022年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます

何気に初めてフランスの映画館で見た作品
立地的に周りがちょっと治安悪いとこだった

異様に評価が高いらしいということで見に行った。この映画は英語字幕ついてないから何言ってんのか分からなかった泣、ぬるめのションボリ でも映像とフィーリングだけで追うのは面白い体験だった ゆったりとしたテンポだから割と寝ちゃったんだけどね…
ちなみに予告でガスヴァンサントのGerryやってて、また映画館行こ…って思った(ちなみにGettyは2回見に行ってどっちも号泣したし寝た)。ぷが滞在したリヨンはリュミエール兄弟ゆかりの街なのでたくさん映画館があり、授業が終わると友だち5人くらい誘ってトリュフォーとか見に行った。楽しかったな 話逸れちゃったが
チケットは800円くらい。映像に集中させるために飲み食いは一切禁止。客はぷと友達と老夫婦の4人。真夏で冷房も効いていないのになぜか寒かったプルプル 老夫婦はなんの変哲もないシーンで結構ガハガハ笑ってたから多分セリフが面白かったんだろう ちなみに中国人の友達は「日本人は全然映画で笑わない。なんで?」と言っていた

ティーン少女がパーティー帰りに夜道を歩いていたら、突然顔→全身を燃やされて死ぬ冒頭はかなりショッキングだった。事実を受け入れられない遺族の姿もリアルに描かれていて辛い。警察官が犯人ぽさそうな男を捜査する話なんだけど、決定的な証拠を得られず…の繰り返し。ラストはついに捜査が打ち切りになってしまう。実話を基にしているらしく、映画で凄惨な事件解決のカタルシスを得ようとしてんじゃねえよと怒られた気がしました
警察官は自転車が趣味でずっと競技場をぐるぐる回り続けてるんだけど、ラストは開放的な土地を走ってた。なにか心理的な変化があったんだろう(セリフがわからないとわからないものです)