特捜部Qのメンバーが少し多くなったけど未解決ですよ、みたいな映画。
妻と絶望的な状態のマルソー錯乱で、面白くなりそうだったのに「あらら…」の残念展開。
しかも未解決の3年後にわざわざ再捜査始めるか…
ポスターはちょっとポップというかアメリカっぽいなって思ってたけども普通に陰湿。
初めてみるのにみたことある感じの雰囲気ではあるが殺された子がほぼ登場しないスタイルなのはちょっと新しい。
殺された…
この作品は、始まると同時に、いかにクリーピーでミステリアスな内容であるかを秀悦な画像で視聴者に訴えてくる。その場面とは、ひとりの青年が薄暗い室内のコースを、ひとり息荒くロードバイクでひた走る青年の映…
>>続きを読む未解決事件。
事件の被害者というよりは、未解決事件を追い続ける刑事の物語。
被害者の彼女が本当はどんな人物だったのかは、被害者としての彼女の側面からしかわからない。
本当の彼女の姿を話していない、聞…
所謂ミソジニーをテーマにした作品のはずだが、、、。冒頭ナレーションで未解決事件を題材にしていることが語られるので、「最後まで犯人が分からない」ことを分かりながら鑑賞するのだが、問題は、映画の殆どの尺…
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謎ときよりも、
捜査本部の内実、
警察の捜査の限界が
息づまるタッチで描かれる。
象徴的なのは、映画の冒頭、
捜査主任となるヨアンが、
自転車の競技場バンクで
レーサーを疾駆させている場面。
…
【記録】
映像は静謐。しかし内容は激情、ひと時も緊張を解くことができない。フランスのサスペンスのここが好きという要素が満載だった。
大切な人を奪われた人々と、亡くなった人々に向き合い、いわば囚われ…
© 2022 - Haut et Court - Versus Production - Auvergne-Rhône-Alpes Cinéma Photo credit: Fanny de Gouville