ヤスマサ

ドミノのヤスマサのレビュー・感想・評価

ドミノ(2023年製作の映画)
3.3
娘を誘拐された過去を持つ刑事が、銀行強盗事件を機に、現実と非現実の世界へ入っていくSFサスペンス。
刑事のダニー・ローク(ベン・アフレック)は、鍵となる「絶対に捕まらない男」(ウィリアム・フィクトナー)と対峙し、全ての真相を解明していく。

メンタリストをレベルアップしたようなこんな能力、勉強して身につけたら最強…、と思ってたら、どうも違っていた。
世界観はノーラン監督の「インセプション」を感じさせる。
表現の映像が似ているところがあるせいもあるだろう。
「インセプション」が人の深層心理に入って行くのに対し、「ドミノ」は超自然的な能力者に寄って世界が作られている。
何が現実で何が虚構か、当事者は勿論、映画を観ている者まで分からなくなる。
愛する者を守るために、何をしたらいいかを問うた話しだが、観終わって、そうなったら何でもありなのでは…、と思ってしまった。
面白いとは思うが、思ってた話しと違ってた映画。
ヤスマサ

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