ドミノのみのネタバレレビュー・内容・結末

"現実を見る時間_____"

”冒頭5秒で騙される”と言う予告を見せられたら構えてしまう。
実際は冒頭5秒ではセラピストが持ってるペンでトントンとリズムを刻む時点で、催眠を示唆していて原題のヒプノティックからも、騙すって言うよりどストレート勝負。

奇妙なエレベーターボタン配置、細かな違和感を積み重ね、幻視強制者の能力描写で現実が揺らぐサイキックを魅せてからのロークの現実が瓦解する描写は、観ていて気持ちよかった。


13回目が始まった時の舞台装置やセットに俯瞰ショットは、映画というフィクション内の世界観に嬉々と画面に釘付けでした。