ジジョ

窓ぎわのトットちゃんのジジョのレビュー・感想・評価

窓ぎわのトットちゃん(2023年製作の映画)
4.0
人と違うことが「良くないこと」だった時代に「いい子」であると評価されることは何よりも誇らしく救われる言葉だったのだろう。

言葉は世の中の状況によりその意味を変えていく。戦時下においての「いい子」は誰にとってのいい子なのかとふと思う。
最後に赤ちゃんに投げかける「いい子ね」は呪いのようにも聞こえた。

困った子でも、いい子でもない。トットちゃんはトットちゃん。それが全てだと思う。

チョッちゃんの話もまたみたくなった。
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