何故こんなに涙が出るのかよ、、
エンドロールになってもあとからあとから涙が出て、今、顔が大変なことになっています、、
【追記】
私原作未読組なのよね。小さい頃から存在と表紙は知っていたんだけど、知った頃は自分が読めるものか（対象年齢的な）分からず、あるな、、と思うのと簡単なあらすじだけでこれまで満足していたのよね。
だから徹子さんは好きだけど、バックボーンを知っていて思い入れがあったわけじゃないの。（世界ふしぎ発見が好きだったから、その聡明なおばさまという印象。発達云々はほんと子供が出来てから耳にして気づいた気もする）
見に行ったのは、子供に戦争、特に先の第二世界大戦の日本の戦争のことを教えたいなと思っていたところに、評判を聞いて、これだな！と思ったのよ。直接の戦闘描写や、兵隊のリアル、とかじゃなく、日常からの目線、子供の生活をどんなふうに戦争が侵食していったか、、
うちの子が今、学び始めるのにすごくよかった気がする。
だからトットちゃんという存在がこうやって素敵な学校に出会ってそして今の社会で活躍している、という方を目的として見に行ったわけじゃないんだけど、両方が尊く、リアルに私の胸に響いたし、子供の心にも残ったと思う。
現にこどもは、戦争周りの話は全然せず、『トットちゃんは、自由すぎるけど、いい子だよね』とかの感想だったもん。あとはかめよ♪の歌うたったり。
予告、声の演技より、絵柄が気になった方なんだよね。例えばジョゼ虎があのぐちゃぐちゃ殺伐とした映画から、きらっきらアニメ絵柄にリメイクされて、なんなん、、ってなったみたいな。
戦争まわりをキレイに描く、みたいな最近の良くないやつかと誤解しちゃったのよね。
（もともと最近のアニメの絵と声優演技に結構苦手意識はあるんだけど）
でも予告で感じたものは誤解だとわかったよ。
あえて言えば、子供たちの動きがちょっと官能的すぎるかな、と感じたな。
あとプールのシーンで性器を全く書かないのは気になった。
でもこれはこの映画の素晴らしさの根幹に全然関係なくて。
本当、なんでこんなにも涙が流れるのかよ、、というくらいだったよ。感情を絵の表現で伝えようとしているのが、本当によくて。
説明されたらきっと興醒めしていたと思う。素直に感動もして、ただただ、反戦！と強く思った。
見た時はシネコンの大小いくつもあるスクリーンの、小さいところで午前と午後2回やっていたんだけど、老若男女問わずのお客さんで半分以上埋まっていたよ！
思っていたより多いし若者子供もたくさんで嬉しい喜びだった！
原作、映画の後あわてて買ったよ😅
