このレビューはネタバレを含みます
2024年1本目。
戦中、多動で学校を追い出されたトットちゃんは特別な学校で沢山の思い出を作る。
とにかく校長先生の胆力に感服。
「君は、本当は、いいこなんだよ」
の一言に冒頭から号泣。
私もADHDなのでトットちゃんに共感しつつ、トットちゃんが周囲に受け入れられている様子に羨ましさと嬉しさを感じて心が温かくなる。
と、思いきや終盤怒涛の悲しみラッシュで割としっかりしんどくなる。
小鳥の命、親友の命、切符もぎりのおじさんの命、みんなかけがえがなくて大切なはずなのに、戦争って何なんでしょう。
私があの年頃で親友の葬式帰りに同世代の子供達が兵隊ごっこをしているのを見たら発狂してしまいそうだと思った。
全然遠い話じゃないと思うので、絶対に戦争はしたくないなと強く願います。