素晴らしいシーンがたくさんあった。
トーンはとてもポップで明るいが、ハッピーエンドではないので、
所々に陰る歴史と社会の闇が色濃く残る。
トットちゃんの成長は魔女の宅急便のキキみたいだった。
どうしても見えてしまうものがある。成長していくと今まで気づかなかったものが見えてくる。
それは優しさと残酷さのアンビバレントさをはらんでいる。
時間経過が長いから、上映時間に対して長く感じてしまったところは否めない。しょうがないのか。
タッチを変えて表現するスタイルは最近の流行りなのかな。労力もクリエイティビティも結構使うから、大変なんだろうけど、やっぱりアクセントになっていて、エンタメ要素は強い