とあるクラブで酒とドラッグを嗜んだ帰り道、ダウンタウンの路地裏の路地裏のさらに路地裏で突然レイプされた主人公が、一向に進展しない捜査ややる気のない警官を見限り、自身のSNSで発信しレイプ犯を追うお話
いつでもどこでも何度でも言っている話ですが、レイプ&リベンジ作品で一番大事なことはレイプなわけです
このレイプパートでいかに酷く危うく恐ろしい目に遭っているかがわからなければ、その先にあるリベンジパートへの集中度合いが違います、応援度合いが違います、共感度合いが違います
リベンジには力を注ぐのにレイプはロクな描写がなければそれは作品として片手落ち、この世は全て等価交換、右の頬を打たれたら左の頬を出すのが道理というものでしょう
レイプ犯が悪魔か化物じゃなければな!
よくよく調べたら化物でしたわというだけでかなり満点近いのですが、とはいえ色々と消化不良だったことは残念だったりします
どんな不幸な事件もエンタメとして消費し、平気な顔でセカンドレイプを繰り返す大衆批判の向きが強くなってしまったこともちょっとね