Ryu

黄昏のチャイナタウンのRyuのレビュー・感想・評価

黄昏のチャイナタウン(1990年製作の映画)
3.3
主演のジャック・ニコルソンが監督も担当した「チャイナタウン」の続編。
情報量が多くて、アホの私はちょっと頭こんがらがったりしてしまいました。ストーリーも決して悪くないので、もうちょっとだけ省いたりしてもよかったんじゃないかと思いました。前作の10年後という設定ですが、実際は16年ほど経っており、ニコルソンもふくよかになっていて、ギテスの渋カッコよさがちょっと軽減していました。前作のこともけっこう語られていて、続編だということはわかるんですが、演出は「チャイナタウン」の続編だと言われても「ホンマかいな」と感じるくらいです。監督が変わっているのもあるかもしれませんが、やっぱりあのノワール臭が欲しかったですね。終盤のとある事実には驚かれました。やはり前作がよかっただけあって、見劣りしてしまいますが、男と女、そして陰謀うずまくストーリーと最後の切ない終わり方など、ある程度は楽しめる作品でした。あと、未亡人のマデリーン・ストーが美しすぎる!
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