モフモフモサモサ

攻殻機動隊 SAC_2045 最後の人間のモフモフモサモサのレビュー・感想・評価

3.7
ハシゴの二本目(前に首)
士郎正宗氏の原作既読。

当然押井守監督作品の2作(ゴースト・イン・ザ・シェル、イノセンス)は鑑賞済。スタンドアローンコンプレックスも鑑賞済。自分が見た攻殻の映像作品はここまで。

そして本作は前編「持続可能戦争」の続編(未鑑賞)。ネトフリの編集版だそうです。なのでさっぱり分からんかったですが鑑賞中に脳内補完かつ力技で理解に努めました。

雑なあらすじは、米帝が東京に打ち込むBC兵器ミサイルと乗っ取られた原子力潜水艦の核ミサイル発射を阻止するお話(全くもってすこぶる断然全然違う)。正直説明できないくらいに複雑…😑何だようポスト・ヒューマンって、Nって。

そしてつくづく攻殻機動隊の世界観ってすごいんだなと思いました。何がって言うと1990年代に出来ていたことが。当時追っつかなかったのは無線でのネット接続くらい。結局映像は進歩しても世界観は焼き直しの上、話が複雑化するだけで進化してないかと。

でも終盤はたたみかけるやるせなさと、ふわっとしたセンチメンタルが印象的。そっか草薙素子はロマンチストなんだ。
で、オススメするには初見ならば敷居が高すぎです。

そして何気なく藤井道人監督?!
マジですか。