このレビューはネタバレを含みます
本筋と関係のない人物のクスッと笑えるシーンが入ることで日常の延長感を出しつつも、それでいて作り物感も出している（トークライブの中であった猫がカメラ目線になっちゃってるシーンとか）ところが絶妙にマッチしていた感じがした。
レンタルビデオ屋に10年越しに返却するシーンだったり、「笑って」に対して子供が微笑ましい笑顔で返すシーンだったり、着替える前に隠れてタイムカード切ろうとするシーンだったり。どれも主人公の桐子とは関係の薄いシーンだけど、すごい印象に残ったし、この映画に必要不可欠な部分だと思った。
蘇監督、主演の山本奈衣瑠さん、ゲスト今泉力哉監督のトーク付の回を観賞したが、今泉監督が批評的視点で作品の魅力を言葉にしてくれていたのがありがたかった。あと山本さんはキュートすぎて友達になりたい笑
トーク付の回は本当に良い！これからもこういったトーク付の回を選んで観に行きたいなと思った！
