げんじろー

ミッシングのげんじろーのレビュー・感想・評価

ミッシング(2024年製作の映画)
4.5
Filmarksの完成披露試写会で鑑賞。

上映前には石原さとみさん、中村倫也さん、青木崇高さん、森優作さん、小野花梨さん、細川岳さん、吉田恵輔監督が登壇。

石原さとみさんは第一声からもう涙ぐんでて、この映画にかける想いが伝わってきた。

7年前から何とか人づてに吉田恵輔監督にコンタクトを取り、とにかく出してほしいと直談判した石原さとみさん。

しかし、華がありすぎて"港区臭"がするため、自分の映画には合わないと一度は断った吉田恵輔監督だったが、3年後に脚本を書いて石原さとみさんに渡したそう。

映画本編でいうと、石原さとみさんの演技がとにかく凄すぎて、警察署で慟哭するシーンは胸が張り裂けそうだった。

青木崇高さんが涙ぐむシーンと号泣するシーンは、こちらも思わず決壊してしまった。

『空白』に続いて世武裕子さんの優しい音楽が素晴らしかった。

吉田恵輔監督が舞台挨拶で言ってた「この映画を観て、世の中が少しでも優しくなってくれたら嬉しい」という言葉を胸に刻みたい。