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ミッシングのaのレビュー・感想・評価

ミッシング(2024年製作の映画)
5.0
映画空白で、劇中で事故を起こす運転手から着想を得たというパンフレットの記事を読んで、やっぱり吉田恵輔は凄いの一言に尽きた。

人物を多面的に描くのが上手い、全くとっちらからない。
シリアスな場面でちょっと笑えるくらい他人の雑音が雰囲気を邪魔してくるのもリアル。
辛い事があって夜中の公園で泣きながら煙草吸ってた時、悲しみに浸りたいのに遠くで1人座るおばさんに大声でわけわからん歌を歌われたことを思い出した

豊と沙織里がそれぞれお互いに、随所で祈るように力強く手や裾を握っていた時、気づいたら私も同じように震えながら力強く手を握っていた

見終わった後どうしたらいいかわからないくらい、声をあげて泣き出したいのをずっと堪えながら、歩きながらずっと泣いてた

石原さとみがやっぱりいいですと言った後に、縋るように道路を走って車の窓を叩くシーンが脳にこびりつく
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