Minita

ミッシングのMinitaのレビュー・感想・評価

ミッシング(2024年製作の映画)
4.0
辛すぎてもらい泣きしてしまう。

手負いの獣のように必死で娘を探す石原さとみの慟哭と、
妻を支える青木崇高の抑えきれなかった嗚咽。
心身ともに裂かれるような痛みと辛さが伝わってくる。
姉弟の会話中歌がふと流れてくるシーンも、息をのんだ。

そして僅かな救い。
未来を照らすほどの明るさはなくても微かに灯る光が、
酷薄な夜を生きていくよすがになることもある。
Minita

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