当たり前の日々、家族みんなで楽しく遊んだ日々が一瞬で無くなるなんて思ってもいなかった、子供が居なくなったら最初は多くの人々によりビラを配ったり貼ったり、テレビ局の力を借りたりするが、しかし時間と共に記憶が薄れてくる、家族にとっては昨日の事の様なのに…。
気が狂った様に娘を探す母親、情緒も不安定で周りへ当たりまくる、石原さとみの人相が変貌していき、家庭が壊れそうになるのを必死に支える夫の青木崇高がよかった、感情を面に出さないからこそのふとした時の涙にグッときた、まるで元凶ともみえる弟も全ての怒りを当たり散らされながらも思いを吐露する時の切なさも、マスコミがマスゴミになる紙一重になるのも、SNSの醜さも、街角で罵り合う男女もみんな必死に生きてるし、弱いし醜いし、でもちょっとしたことが嬉しかったりするんだよね。
