すごく体力を使ったし、はじめて本気でもう観れないかもと目を逸らした
失踪した7歳の娘を捜し続ける母親
可能性を信じて、壊れそうになりながら必死にもがいている
両親はきっと娘を失った日から時がとまっていて、願い続けるばかりで、どうしようもない
本当にこの世界のどこかで、取材を受けて必死に情報を集めてビラ配りをしているこの姿があるんじゃないかと思えるほどリアルだった
タバコ吸いながら目真っ赤で涙ぐむ旦那
あの顔できる青木崇高すごい
なにより警察署のシーンが忘れられない
絶望的だった
石原さとみの演技力
命を削ってこの役を演じきったのだろうなと感じる、本当にすごかった
吉田恵輔監督は、人間の心情やぶつかり合いを描くのが本当に上手
すごいものを観てしまったな、とも思うけれど考えさせられるものが多い
終始涙は止まらないしただただ辛い
しばらく引きずりそうだけど、出会えて良かった作品です
