075T

ミッシングの075Tのネタバレレビュー・内容・結末

ミッシング(2024年製作の映画)
4.5

このレビューはネタバレを含みます

新しくできた全席FLEXOUND搭載の劇場で観てきました。作品上あんまりブルブルすることはなかったけど、めちゃくちゃいい音で足元も広くて満足でした。

それはさておき、娘を持つ母としてさぞかし石原さとみに感情移入しちゃうんだろうなと思ってたら、意外にそんなでもなかった。それより吉田作品に必ずや登場するちょっとずつ嫌な人間が次々出てくるたびに、ほんともうそういう人よく拾ってくるなー!と感心した。あと、豊と圭吾のことは最後の最後まで信用してなくて、そこんところは完全に沙織里化してたんだけど、彼らが泣き崩れるのをみて「ゔぅ、疑っててほんとごめんなさい!」って心から謝罪しつつ一緒に泣いた。

核とインターネットは人類には早すぎる文明だったなと、匿名のFilmarksに書き込む自虐。昔から便所の落書きはあったけど、匿名だから気が大きくなるやつとか、いきすぎた承認欲求オバケとかが野放しにされすぎだと思う。そのへんのモラルとか自制心のないブレーキのぶっ壊れた人間の暴走を防ぐ法整備はどんどん進めてほしいし、情報開示請求ももっとカジュアルにできるようにしてほしい。マイナンバーなんかよりそっち頼みますよデジタル大臣!いやDappiの黒幕をいまだに泳がせてる今の連立政権じゃ無理か。何の話だ!

美羽ちゃんどうかご無事で…
最初の美羽ちゃんムービーがかわいいやら切ないやらで、しょっぱなからウルウルでした。
075T

075T