出ている人みんなの演技が素晴らしかった。特に石原さとみと森優作の姉弟が良かった。引き込まれた。
分かりやすい結末もドラマチックな展開もないけど、みうを思う周りの人の気持ちに何度も胸が張り裂けそうになった。
誹謗中傷の人を訴えたところで、夫婦の気持ちがみうが見つかれば何でもいいというところから少し離れてしまったように思えたけど、これからあの夫婦がこの世界で生きていくためにはそうなっていかないといけないんだと思った。最後虹に気づいたのも、今までも同じように瓶たちはあって、同じようなことは起きたかもしれないけれどそこに目を向けられるようになったのだと思った。
娘がいなくなった家族の話というだけではなく、報道の社会やSNS社会、偏見とかに対して、目を向けられていなかった人たちの目線から見れたような作品だった。
