今年度邦画No.1では無いかとあちこちで言われていますが、まさにその通り。
サスペンスやミステリーでは無く、明確な答えもでない内容ですが、人間の深層心理にあるものに訴えかける作品でした。
石原さとみの演技も素晴らしかったです。
今シーズンは、検事役でクールな役をやっていますが、それとは真逆の役作り。
これを体当たりの演技と言わずして、何を体当たり演技と言うのでしょうか。
演技なのは分かっていても、警察署でのあのシーンは、度肝を抜かれました。
脇を固める中村倫也や青木崇高も素晴らしかった。
特に、最後の方の青木さんの演技には、思わずもらい泣きしてしまいました。
邦画をあまり見ないという方にも、この作品だけは観て貰いたいです。