さくら

ミッシングのさくらのレビュー・感想・評価

ミッシング(2024年製作の映画)
3.8
よその女の子を見て涙目になる青木崇高の時点でかなり泣いてしまった。そりゃそうだよな。辛いに決まってる。
2回あった"ガラス越しに音にならない怒りを吐き散らす人"の描写が印象的。ああやってブチ切れても次の瞬間には平気なフリして歩き出さなきゃいけないの耐えられないし、あの鬱憤を書き込んで公にしてしまえるからネットはタチ悪い。最悪だ世の中。でもどれだけ嫌なことがあろうと綺麗なものを見たら綺麗だと思ってしまうんよね。それが嬉しくもあり悔しくもある。小さな虹や蜜柑に触れる石原さとみに胸がギュッとなった。
さくら

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