ミッシングのHakuのネタバレレビュー・内容・結末

石原さとみの演技はもちろん凄いけど(テンパリすぎて周りを引っ掻き回している自分に気付く余裕さえない感じが)
青木さんと森さんの、抑えてるけど悲しみが漏れ出す演技が心に残った。

石原さんみたいな、素直すぎてテンパリ具合もストレートな人が中心にいると、周りは悲しくても平気なふりをしなくてはならない。みんなでテンパっていても仕方がないから。自分はその「平気なふりをして悲しみを表に出さない側」の役割を担う事が多いので、旦那さんと弟に気持ちが添えたのかもしれない。

映画は、失くなってからの物語。
悲しみの大きさは変わらないのに、だんだん慣れて、心を取り戻していくような描写が、とてもリアルで良かった。