イタリア映画祭にて。
学校と家の往復の生活だがいまいち居場所のないベネデッタがトランスジェンダーとして自由に生きるアマンダとの出会いで変わっていく。
母からは痩せろと言われ、太ってることでなにかと怒られ、内に籠りがちなベネデッタの姿がすでに見ていてツラかったが、アマンダとの絶妙な距離感の関係はとてもよかった。
やはり抑圧された生活をしていると、奔放な存在に惹かれるんだろうな。羨ましさもあると思う。
ベネデッタが少しずつ変わっていく様子を見守るような映画。
ただ、鶏肉を生でムシャムシャ食べるのは驚いた。あれはさすがに母同様「やめなさい」と言いたくなるかもな……。