20代後半の今、
最近、"人生の選択"をテーマにした作品が心に刺さります。
例えば、バカリズムさん脚本の『素敵な選TAXI』や、Netflixの『2つの人生が教えてくれること』。
きっと、この前までの『ブラッシュアップライフ』が大好きだったのも、今思えば、バカリズムさんの脚本であることだけが理由ではなくて、バカリズムさんのテーマがそれだからだったのだと思います。
『人の数だけ歴史がある』。
当たり前のようだけれど、
中学の社会の先生が卒業の時に書いてくれていた言葉でもあり、
以来、人のバックグラウンドとか、人の話を聞くこと自体に関心がわくようになりました。
歳を重ねれば重ねるほど、これまでの選択も偶然も積み重なっているわけで、
単純に真っ直ぐなのではなくて、いろんなことがあっての今になる。
歳を重ねれば重ねるほど、人生が自分のものだけではなくて、
親世代や祖父母世代との死別、子供の代、と、考えることが増えてくる。
自分の選択だけではどうもうこうもいかないこともたくさん。
どの選択が良くて、どの選択が悪いわけでは全くない。ただ、その事実が違うだけ。
全部がいい人生もなくて、全部が悪い人生もない。
何をどうして行きたい、と、まだ、一言で簡単に言えるまで咀嚼しきれていないけれど、
その一瞬一瞬を
少しでも心が喜べる選択を積み重ねたいし、
どの選択をしても、人生長い目で見れば、
その時の涙がどうなるかは誰にもわからないことを忘れずにいたい。
『人間万事塞翁が馬』とはよく言ったものだ。
辛いなと思う時は
自分の人生を長い目で見て、
次の選択や偶然でそれがどうなるかなんかわからないと思いたいし、
どの選択をしたとしてもそれが一番自分のものなのだと信じたいし、それを楽しんでいきたいです^^