トム

ジュリア(s)のトムのレビュー・感想・評価

ジュリア(s)(2022年製作の映画)
3.9
○あらすじ
1989年アムステルダム。音楽学校の寮に住むジュリアは、ベルリンの壁崩壊を知ることで、人生で初めて自分の意志で行動する。


○感想
オシャレなタイトル。Julia(s)。

ひっそりとアマプラレンタルに上がっていたので鑑賞。

もしあの時、違う選択をしていれば未来はどう変わっただろうか?そんな誰しも考えたことがあるIFストーリーを作品にしている。

生きることのできる人生は1つだけ。
ゲームのようにセーブポイントがあればと何回も思ったことがある...。

あらすじ無しで見たので、構成を理解した瞬間、鳥肌が立った。そういう見せ方をするのねと。

少し気になったのは、公平に各人生の上げ下げを描いており優劣をつけないルートで好みだったが、ラストだけは1つの人生の結末しか見れなかったので、どうせなら公平に各ルートのエンディングを見せてほしかった。

今やりたいことに悩んでいる人の背中の後押しになる良い映画だと思いました。
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