このレビューはネタバレを含みます
2024新作#5
タイカ版、がんばれベアーズ？(笑)
ワールドカップに出場どころか、予選で1勝もしていない、いや1ゴールも上げていない、アメリカ領サモアのサッカー代表チームを問題児監督が率いて1勝いや1ゴールを目指す史実を元にしたストーリー。
冒頭、牧師役のタイカ監督登場。サモアを紹介し、オーストラリアとの一戦で31-0と言う屈辱的な敗戦の後から始まります。
タイカ監督らしく、笑える要素満載。「ベストキッド」ネタが沢山ありめちゃめちゃ笑いました。
技術も体力もやる気もゼロのチームをどうやって建て直すのか？キレ易い主人公のトーマスの奮闘と様々な事情を抱えたメンバーとの絆が結び、バラバラだったチームが１つになるまでを丁寧に描いていたと思います。
笑いだけで無く、悲しさも盛り込んでいるのは「ジョジョ・ラビット」的でもありました。
ありがちな展開でしたが、気軽に見ることができる良作だったと思います。
マイティ・ソー/バトルロイヤルでグランド・マスターの腹心、トパーズではあまり台詞が無かった、レイチェル・ハウスが感情を剥き出しで演じているのがウケた。
