夜行列車に乗ったカリート

ネクスト・ゴール・ウィンズの夜行列車に乗ったカリートのレビュー・感想・評価

2.8
「ジョジョ・ラビット」「ソー・ラブ&サンダー」のワイティティ監督。
サッカーで万年ビリケツのアメリカンサモアが奮闘する、実話ベースのほっこりスポーツムービー。
どっかのジャマイカ・ボブスレーチームではない。

マイケル・ファスベンダーってシリアスな役どころのイメージがあるんですが、本作はコメディタッチです。

鬼監督が弱小チームを導く形で、ストーリーが展開されます。

いい話ではあるんですけど、めちゃくちゃ面白いかという、まぁ想定通りかな…という印象。

サモアチームの目標。
「1ゴール、1ゴール、1ゴール…」って言うのが、なんか呪詛的な呪文のように聞こえる。

勝てない!となったとき、
「なら負けましょう…。皆で」というのは、分かっていてもなんか良いなぁーと思ってしまいます。
「皆で」というのは、チームスポーツの醍醐味ですよね。

これはゲームだ。サッカーを楽しめ!

良い台詞です。
実際の一流プレーヤーが言う台詞ではないですけどね。

アメリカンサモアとサモアって、違うとは知らなんだ。
あと、試合前のウォークライ。
あれは格好いいよね。

ポップでライトなスポーツムービーでした。