ChristopherCout

ネクスト・ゴール・ウィンズのChristopherCoutのレビュー・感想・評価

3.5
タイカワイティティらしくて、ユーモアが溢れて、軽いエンターテイメントです。

ストーリーは2001のサッカーワールドカップ予選で31-0でオーストラリアに敗れたUSサモア代表に新しい監督(ファスベンダー)が参って、予選に1点だけでも良いので、ゴールを取れるかという。
※80年代生まれの方はクールランニングを思い出せる作品です。

しかしサッカーの映画ではなく、人間ドラマなので、少林サッカ程のサッカーのシーンが少ないのです。

この映画では、辛い過去(妻と別れた等)を持つ監督が、あのハワイに似ているUSサモアにピースや喜びをもう一度味わえるかという話。

全体的に楽しくて面白かった映画だと思います。クスクス笑う場面もありましたが、めちゃくちゃ笑ったわけでもありません。とても良い作品になるため、もう少し感動的な展開が必要だったかなとも思いましたね。

1時間40分の短さ、及び軽いテーマのおかげで誰でもいつでも見ても良い作品です。ただタイカ・ワイティティ監督のユーモアが好きであるのが条件です!
ChristopherCout

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