み

ネクスト・ゴール・ウィンズのみのレビュー・感想・評価

1.5
ワールドカップ予選史上最悪の大敗を喫したアメリカ領サモア代表チーム。
彼らは次の予選に向けて外国人監督を招聘し、公式戦初勝利を目指して奮闘する。

タイカ・ワイティティ特有のコメディによる軽快さとサモアの暖かい気候や文化などとの相性が良く、映画ネタも沢山出てきたから楽しく観ることができた。
相変わらずサントラのセンス輝いてる。

ゴールの先の喜び、その先の勝利。
ありのままの姿でいることとは好きなことを愛するということ。

残念だったのは、チーム強化のために尋ねた元代表メンバーがバスに撥ねられるところ。
このシーンだけならただのアニメぽいギャグとして受け入れることができるが、クライマックスで判明する真実を踏まえるとこのシーンの不必要さが目立つ。
『ソー:ラブ&サンダー』などでも見られたが、ワイティティは時々明らかにまずいジョークをやっちゃうところがあまり好きじゃない。
み