「花瓶になってしまえば幸せです」
と割り切ってピアノを弾く青年の幸せではなさそうな顔。
昔ピチカートファイブの小西康陽さんの「僕の音楽はエアーシャルダン(芳香剤)のようなものでいいんだ」
という発言を聞いたとき、まさにそんな風に空気が軽やかになるような音楽だけどそれは本心なのかな?
と疑問も抱いたことを思い出しました。
芸術家に限らなくてもやってみたら思っていたのと違うとか、慣れた仕事を頭をカラッポにしてこなすことは誰にでもあると思います。
青年の苦悩と熱い想いを取り巻く昭和レトロな猥雑な雰囲気と、銀座のバンドマンの音楽と。
緻密な構成に感心しつつもラストはいまだに消化不良のまま🤔
もう一度見返して演奏シーンや二役の演じ分けもゆっくり楽しみたい作品です😊🍀