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白鍵と黒鍵の間にのhayatoのレビュー・感想・評価

白鍵と黒鍵の間に(2023年製作の映画)
3.3
池松壮亮目当てで鑑賞。タイトルがめちゃくちゃオシャレで惹かれる。

池松さんが白松と黒松(勝手にそう呼んでる)キャラクターを一人二役演じている。ピアノを実際に弾いているという演奏シーンは実に圧巻かつ見事で、彼の役者としての力量や技術の巧みさ、引き出しの多さなどに脱帽した。サングラスとタバコが最高に似合ってる。

でも肝心なストーリーはジャズ映画かと思えば任侠やシリアスがあったり、コメディが挟まれたりと、作中の時間軸や世界観に上手く付いていくことが出来ず、ラストも「どういうこと?」と脳が混乱した。(自分の理解力の低さもあるかもしれない)

キャスト陣の演技や90年代の夜の銀座の雰囲気とかは良かったけど、個人的にはいまいちハマれなかった。
でもタバコ咥えながらピアノを弾く池松壮亮が観れたから、それだけでも満足。
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